声優のマネージャー - 渋谷区, 日本 - 株式会社インテンション

説明

■ 仕事内容

声優のマネージャー(未経験歓迎)◆鈴村健一が代表を務める声優事務所/月給27万円以上/フレックス

声優の鈴村健一が立ち上げた声優事務所「インテンション」。あなたには、事務所所属の声優のマネージャーとして、声優のスケジュール管理やケア、営業など幅広い業務をお任せします。声優・マネージャーはマンツーマン制。二人三脚で苦楽を共にできます。

■声優のスケジュール管理
==流れ==
▼アニメや映画等の音響制作会社から打診を受けます。
「このアニメに出ていただけませんか?/オーディションを受けませんか?」といった打診を、メールや電話でいただきます。

▼スケジュールの確認、内容の精査を行ないます。
Webカレンダーを確認の上、「ここなら空いているのですが、いかがですか?」などと交渉します。オーディションで受ける役についても、「声優のイメージに合うか?/本人の活動条件希望に沿っているか?」などの観点で、まずはマネージャーが判断します。その後声優と意見交換して決断します。

▼ギャラの交渉や契約を進めます。
アニメや映画の収録の場合は、声優のランクごとにギャラの金額が決まっています。ゲームやアニメに付随するイベントなどの案件では、都度交渉を行ないます。

■声優のケア・同行(海外出張のチャンスも)
声優に同行することが多いですが同行の有無は、マネージャーが決めます。遅い時間の収録の場合や、声優の体調が気になる場合など、あらゆる状況を考慮して判断します。

■事務作業
問い合わせへの返信の他、月末のギャラ計算、請求書の作成等を行ないます。

■営業
音響監督など収録現場にいる方々とコミュニケーションをとり、信頼関係を構築します。

■オーディションテープの収録・編集
オーディションテープとは「この原稿内容を収録して送ってください」というもの。「悲しいシーンなのでこんなお芝居に...」など、ディレクションも行ないます。

■ 応募資格

学歴不問/職種未経験歓迎/業種未経験歓迎/社会人未経験歓迎/第二新卒歓迎

◎「ひとりの声優の人生を背負う」「享受者ではなく発信者になる」という覚悟を持つ方の応募を、お待ちしています。

□コミュニケーションをとることが好き・得意か
□将来自分がどうなりたいか
□タレントを活用した新しいビジネスのイメージ
□ロジカルシンキングを発揮した経験 など

■ 募集背景

声優として活躍する鈴村健一が、2009年に設立した声優事務所「インテンション」。代表の鈴村が声優として得た経験を活かし、音響制作業務をはじめとして、人材育成、企画プロデュースなど、他と一線を画す視点で運営しています。

フットワーク軽く所属声優を支えられるよう、業界では珍しく、声優・マネージャーのマンツーマン制を導入。声優の活躍の幅が広がる中、よりきめ細かなサポートができるよう、組織体制を強化したいと考えています。そこで今回、マネージャーとして新たなメンバーをお迎えします。

■ 雇用形態

正社員

※3ヶ月の試用期間があります。試用期間中の給与については、【給与】欄をご覧ください。

■ 勤務地・交通

東京都渋谷区代々木 ベルテ代々木2-501
※転勤はありません。
※原則として現場への出勤となりますが、状況によっては自宅作業などで対応をお願いすることもあります(リモートワーク相談可)。

◆交通
都営新宿線「新宿駅」徒歩3分
JR山手線「新宿駅」徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線「新宿駅」徒歩5分
小田急小田原線「新宿駅」徒歩5分
JR山手線「代々木駅」徒歩8分
JR中央・総武線「代々木駅」徒歩8分
都営大江戸線「代々木駅」徒歩8分

■ 勤務時間

フレックスタイム制(月間標準労働実働172時間)
※残業は月30時間程度です。試用期間中は原則として残業はありません。

■ 給与

月給27万円~30万円
※月給には固定残業手当(30時間分・4万6659円以上)を含みます。超過分は別途支給します。
※試用期間中の給与は、月給20万円以上となります。残業手当は別途、全額支給します。

◆年収例
年収573万円/30歳(入社2年)
年収600万円/32歳(入社6年)
年収614万円/28歳(入社6年)

■ 休日休暇

■シフト制(月9日)
■年次有給休暇
■産前産後休暇
■育児休暇
■介護休暇
■慶弔休暇
※年間休日108日

■ 福利厚生・待遇

■給与改定 年1回(8月)
■賞与 年3回(3月・6月・12月/昨年度実績:1.5~2ヶ月分)
■交通費全額支給
■社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
■時間外手当(超過分)
■退職金制度
■オフィス内禁煙
■服装自由(私服可)
■髪型・髪色・ネイル・ピアス自由
■海外勤務・出張あり
■副業OK
■PC貸与有・携帯電話貸与有

■ 入社後の受け入れ体制

仕事の進め方などはOJTでお教えします。先輩マネージャーのサポート役として、声優と話したり、取引先に挨拶したりしながら、少しずつ慣れていただければと思います。

担当声優を持つタイミングは未定ですが、声優とマネージャーの組み合わせをシャッフルする時や、新たな声優を迎える時などにお任せする可能性があります。それまでに知識やスキルを身につけられるよう、会社全体でサポートします。

■ 一緒に働くメンバー

声優のマネジメントを担っているのは、共同代表の桑原と5名の社員です。社員の男女比は1:4。業界経験者だけでなく、飲食店の店長や制作会社のADなど未経験スタートの社員も活躍しています。年齢層は30代がメインで、定着率90%以上と長く働く人が多いです。

人柄はさまざまですが、共通しているのは仕事に対して真摯に向き合う人が多いこと。分からないことなどは気軽に質問できますし、みんなで食事や飲みに行くこともあります。社外の方との交流も深められる仕事なので、スタッフさんとランチやディナーに行く社員もいます。

■ PRコメント

どんなスター声優も、マネージャーがいなければ無職です。

...というのは、少し言い過ぎかもしれませんが。人気作品に出たスター声優でも、役を勝ち取るためにオーディションを受け続けることは事実です。自分が担当する声優を無職状態ではなく、売れっ子にするために。マネージャーはこんな仕事をします。

□収録現場に足しげく通って、音響監督に顔を覚えてもらう。
□声優の安全のため、深い時間からの仕事にだって付き添う。
□声優が喉を痛めないように、スケジュールのバランスにまで気を遣う。
□役を掴めるまで、オーディションテープの収録に向きあう。

...業界では珍しく、マンツーマン制で声優を支える私たち。常に気を張っていて、働く時間も場所もバラバラで。憧れだけで続けられるほど、楽な仕事ではありません。

でも、だからこそ。声優がヒット作品に抜擢された時や、作品が世間から注目された時。すべての努力が報われたような喜びを、声優と共にかみしめられるのです。

応募資格は、ひとりの声優の人生を背負う覚悟。スター声優や新人声優の次なる相棒となる方を、待っています。

■ プロフェッショナル取材者のレビュー

◆取材から受けた会社の印象

同社の代表である鈴村健一さんは、声優としても第一線で活躍されている方です。SF時代劇コメディのドS隊長、アイドルアニメの御曹司...など数々の人気作品に出演。2022年には1年で最も活躍した声優に贈られる「第16回 声優アワード」も受賞されています。

そんな鈴村さんが立ち上げたのが「インテンション」。中村悠一さんや東山奈央さんをはじめとするスター声優も、他の事務所やフリーから移籍する形で所属しています。

声優から選ばれる理由のひとつが、声優・マネージャーのマンツーマン制。業界では、数百名の声優を10~20名ほどのマネージャーで管理することが多いといいます。一方同事務所ではマンツーマン制をとることで、よりきめ細かなサポートができていると伺いました。中村さんも移籍の理由として「マネージャーと1対1で仕事がしたかった」と話されたようです。

マネージャーとしても、苦楽を共にするやりがいを感じられるでしょう。

◆この仕事のやりがい&厳しさ

●やりがい
■声優から"最高のパートナー"として頼られ、感謝されること。
マネージャーは、声優が「何かを表現すること」に集中できる環境を整える仕事です。たとえば、メイン業務となるスケジュール調整。アニメ・洋画・ゲーム・歌など仕事の内容に応じて、声優が喉をどれぐらい使うか(消耗するか)も変わってくるといいます。ゲームの収録では何千ワードも話すので、翌日の仕事はなるべく負担の小さいものにしたり...と調整するそうです。

鈴村さんと共に代表を務める桑原さんは、もともとは鈴村さんのマネージャー。鈴村さんが若手時代、「この仕事をやりたいです」「この日お休みしたいです」と言いづらかった頃から関係を築いて、今では「気づかないレベルで調整してくれている」といいます。カレンダーを見て、ふと「僕がこの前の仕事が忙しかったから、最近のスケジュールを空けてくれてるんだ」と気付くと、「すごいマネージャーだ...」と感じられると伺いました。

桑原さんからも、「担当声優が評価されると、自分のことのように嬉しくなる」というお話がありました。「この人にこんな仕事が入ったらいいな/やってほしいな」と思える仕事を成立させられるようスケジュールを調整し、実際にその作品が評価されて...という時には、「やっててよかった」と感じられるのだそうです。

業界では珍しいマンツーマン制だからこそ、お互い"最高のパートナー"として支え合い、成功を共に喜べるでしょう。

●厳しさ
■職人気質・昔かたぎな方々と信頼関係を築く難しさ。
長く続けられる仕事だからこそ、制作現場の年齢層は高く、仕事へのこだわりが強い職人気質の方も多いといいます。そうした方とコミュニケーションをとる中で、世代間のギャップや価値観の違いに壁を感じることもありそうだと伺いました。古いしきたりや昔ながらのルーティーンをふまえて関わらなければ信頼関係を築けず、声優の売り込みもできないということに、難しさを感じるでしょう。

■声優が大変な時には、マネージャーも大変であること。
すべて声優に同行するわけではありませんが、遅めの時間の仕事など、声優に負担がかかる仕事こそ同行する傾向があるといいます。時には、10時から23時までほぼ付きっきりになることもあるそう。その中で事務作業を進める必要もあるため、自分なりに時間の使い方をコントロールすることも求められます。「声優をそばで見守るだけ」の仕事ではないことを、理解しておく必要があります。

◆この仕事の向き&不向き

●向いている人
◎相手に合わせたコミュニケーションをとれる方
声優が望む距離感に合わせてケア方法を調整したり、職人気質の方のふところに入ったり。臨機応変にコミュニケーションをとれる方に向いています。

◎ピンチはチャンスと考えられる方
「この案件はスケジュール的に難しい」など、お断りすることもあるそう。そこで「今回はお断りしたけれど、縁がつながったから次はご一緒できるかも」など、ポジティブに考えられる方に向いています。

●向いていない人
△指示待ちの姿勢をとってしまう方
いつ・どの仕事をするかは、各マネージャーに委ねられています。自分で仕事をコントロールできなければ、担当声優や取引先にも迷惑がかかります。そのため、「誰かから逐一指示をもらいたい」と考える方には向いていません。